大きい膿栓や大量な膿栓は口臭に関係するのか
ここでは大きかったり大量の膿栓が出来てしまう場合の対策などについて解説していきます。
膿栓が大きいと口臭がきつくなる
またそれが大量ならば口臭は倍増してしまうのでしょうか?
一度、膿栓(くさい玉)と遭遇したこがある人はそのあまりのくささに驚愕して
自分の口臭は大丈夫だろうかと心配になってしまうことでしょう。
もしそれが大きいものであったり、大量であったりしたらなおのことです。
そんな疑問を解決する為に考えていきましょう。
そもそも膿栓とは細菌やウイルスの死骸、不要になった扁桃腺組織等が塊になったものです。
出来る場所はのどの奥の扁桃腺のくぼみ。
扁桃腺は鼻や口から侵入してくる細菌のどから喉を保護する役割を持つところです。
扁桃線は免疫物質をいつも出していて、それによって喉を守ってくれています。
この免疫物質が細菌を殺すことによって細菌の死骸が溜まっていきます。
これに食べ物のカスがくっついて塊になったものです。
膿栓が出来るしくみや何物かということがわかったところで
大きい、または大量だと口臭に関係するのか考えてみましょう。
結論からいくと膿栓は口臭の主たる要因ではありません。
口臭の大きな原因になっている代表的なものは「虫歯」「歯周病」です。
口のニオイは雑菌の繁殖によるところが大きいのです。
では口臭をなくすにはどうすれば効果的なのでしょうか。
それは「うがい」です。
うがい薬もしくは水でうがいをすることが推奨されています。
できれば一日3回うがいをすることが望ましいです。
これにより口の中の細菌の増殖をかなり防ぐことができます。