ストレスや疲れといった膿栓が出来る原因について
膿栓の原因として、ストレスや疲れが挙げられます。
これらは他のどの病気でも重要な要因となってきますが
そのことに関して詳しく説明していきます。
膿栓とは扁桃腺付近に発生する物質で、数ミリ〜数センチくらいの白い塊になります。
くしゃみや咳等をすると、その衝撃で口の中に飛び出してくる事もあります。
この物質は白血球や細菌等の死骸で出来ている物で、これは免疫機能に関連して作られます。
もともと人間の体には細菌等の異物が侵入すると
それを攻撃・排除する機能が備わっています。
これは免疫機能と呼ばれるもので
この機能が正常に働く事で毎日を健やかに過ごす事が出来ます。
そして口や鼻は常に体外との通り道になっているので、細菌等が侵入しやすい場所となっています。
そのため免疫機能が活躍する事が多く
結果として膿栓が扁桃腺付近に出来る事になるのです。
膿栓が出来るという事は自分の免疫機能がきちんと働いている証拠なので、体にとっては嬉しい事です。
しかし、この物質は潰すと悪臭を放つ事から別名「臭い玉」等と呼ばれていて
口臭の原因となる場合があります。
自分で取る事も出来なくはないのですが
安全に除去するためには病院で取ってもらうのが望ましいです。
また、普段からストレスや疲れが溜まっている人は
それが原因となって膿栓が発生しやすくなります。
ストレスや疲れが蓄積すると免疫機能が低下して
細菌等に感染しやすくなります。
そうなると扁桃腺が腫れて拡大する場合が多く
自然と膿栓が発生しやすい状況になるのです。
そのため普段から、疲れやストレスが溜まる事のないように心掛ける事で
大量発生を予防する事が出来ます。